ハトネコエ Web がくしゅうちょう

プログラミングやサーバー・Web制作、チームマネジメントなど得た技術のまとめ

Genymotion で Androidエミュレータを起動し、apk ファイルをインストール

Androidエミュレータ「Genymotion」をダウンロードしてみよう

Googleの公式エミュレータは起動やらなにやらがとっても遅い困ったちゃんです。
Androidアプリの動作確認に公式でないものを使うのはどうなのという思いもありますが、
ためしにGenymotionを使ってみましょう。

PC向け超高速Androidエミュレータ「Genymotion」 | TeraDas-テラダス

Genymotion 公式サイト

会員登録しなくてはならないので少し面倒ですが、
公式エミュを起動してる時間にでもやっちゃいましょう。

Genymotion のインストールが終わったら、
取得したIDでログイン後、試しに Nexus5 Android OS 4.4.4 でも入れてみましょうか。*1

かんたんに立ち上がりますし、
マウスホイールで上下移動できますし、
ファイルはドラッグ&ドロップで導入できますし、公式エミュよりそうとう便利ですね!
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apkファイルをインストールしてみよう

公式エミュと違って、安全の保障されてない apkファイルをインストールできないままになっていますので、
「設定」の「セキュリティ」からしっかり設定を変更しておきましょう。
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さて、これでapkファイルがインストールできるようになったのかと
apkファイルをホーム画面にドラッグ&ドロップしてみても、『INSTALL_FAILED_CPU_ABI_INCOMPATIBLE』とエラーが出てしまいます。
これは通常そのファイルが、CPUがARM製のAndroid端末向けのコンパイルとなっているためです。

このファイルをインストールできるようにするためには、
https://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2528952
こちらを読んで、ARM Translation Installerを取ってくる必要があります。
ミラーサイトからとってくるようにしましょう。本家から取ってこようとするととても時間がかかります。(たった9MBのファイルなのに!)

このzipファイルを、エミュのAndroidのホーム画面にドラッグ&ドロップします。
てきとーにOK押します。
restartしてください、みたいに出ると思いますが、
先ほどのサイトでは、×ボタンを押して閉じるのでなく、adbでの再起動が推奨されていますので、その方法について。

コマンドプロンプトを開いて、

>    cd C:\Program Files\Genymobile\Genymotion\tools
>    adb reboot

の2コマンドです。Windowsでない場合は、./adb reboot になるのかなあ。
(デフォルトの場所に Genymotion をインストールしていない場合は cd での移動先が変わってきます)

これでapkファイルがインストールできるようになります。


でも、インストールした CppTests.apk ( Cocos2d-x のテストアプリ) が立ち上がらずに落ちるんだけど、これはいったい・・・。
ま!まあ!! インストールできるようにはなりました! ひとまずこんなところです。

追記

API 17 でビルドしなおして、XperiaZ OS 4.2.2 環境に入れてみたところ、ちゃんと動きました。よし!
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しかし NEXUS 5 4.4.4 環境では動かなかったので、
ビルドし直しというよりはシミュレーション環境に影響される模様。
Genymotion ARM Translation がしっかり動くのは、4.2系までなんでしょうかね?

*1:以降で書く「Genymotion ARM Translation」、Android OS 5系には対応してないかも