ハトネコエ Web がくしゅうちょう

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Emacs for Windows の罠(設定編)

gnupack、結局内部がどうなってるのかよくわかんないせいで
いろいろつまづくことが多いので、ふつうにCygWinEmacsを使うスタイルに変更しつつあるんだけど、
Emacsの追加パッケージ(.elファイル)やEmacsの設定(.emacsファイル)が
全然言うこと聞いてくれなくてずっと詰まっていた。

どこのサイトにも書いてある、emacs.exe があるのと同じ階層に .emacsファイルを置き、
その中に load-path を記述して .emacs.d ファイルに通すというやり方が通用しない。

サイトによって
(add-to-list 'load-path "~/.emacs.d")
(setq load-path (cons "~/.emacs.d" load-path))
(setq load-path (append "~/.emacs.d" load-path))
といろんな追加方法が書かれているが、どれをやってもダメだ。

参照:

http://emacs-21.ki.nu/dot.emacs/variables.html

.emacs.elのload-pathに一気に追加する方法 - もち

 

かれこれ長いこと悩んでいたのだが、以下のサイトが道を示してくれた。

MeadowからEmacs24.3 for Windowsに乗り換える。 - satakesatakeの日記 - nextstageoneグループ

設定ファイル

  • .emacsではない

  • C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\.emacs.d\init.el

  • 上記が.emacsと同様のもの

そう、場所が違ったのだ!!!

ここを書き換えることで、Emacsの設定を行うことが出来た。
上記サイト様には本当に感謝です。

たしかに、gnupackでも
gnupack_devel-12.03-2015.02.01\home\.emacs.d\init.el
が設定ファイルとなっていました。
(gnupackにおける「home」ディレクトリは基本、ユーザ名がフォルダ名になっているどこかのフォルダを指している)
.emacs ファイルがないのは gnupack だからだと思っていましたが、ちゃんと対応関係になっていたんですね……。