Linux ( Fedora22 ) でサーバー構築するの、実際簡単だった
おもに参考になったページはこちら : PHPのインストールと基本的な設定 | WEBサービス創造記
LAMPなんて言葉は昔から知りながらも、
「でも、むずかしいんでしょう?」と思ってたらやってみたら簡単この上なかった。
(情報探すのに苦労したけど)
というわけで、Fedora22でやってみた流れ。
# 以降は説明用のコメントなので、実際に打ち込まないでね。
su # スーパーユーザにする パスワード: # パスワード聞かれるのでroot(スーパーユーザ)のパスワード打ち込む dnf install httpd php mysql php-devel php-mbstring php-mysqlnd php-mcrypt -y # httpd が Apache 。Apache、php、mysqlはたぶん最初からインストールされてるので、スルーされると思う emacs /etc/httpd/conf/httpd.conf & # 余談だが、エイリアス設定してるので、emacs のとこは実際は em と打ってる。 # vim の人は vi と打ってくれればいいし、どちらも慣れてない人は kwrite でもいいと思います。
テキストエディタでファイルを開いたら、文字列検索を使って
DirectoryIndex index.html
を
DirectoryIndex index.html index.php
に変更。(こうすると、index.html が無いときは index.php をトップページとして読み込むはず)
AddType application/x-httpd-php .php
を適当な場所に追加。( .php で終わるファイルはPHPとして扱ってね~ とサーバーに教える)
終わったら保存して閉じる。
apachectl restart # 今の変更を反映するため Apache の再起動 # service httpd restart と打っても、結果はたぶん同じ chkconfig httpd on # Linuxへログイン時に Apache が起動するように設定 # (Windowsで言うところの「スタートアップ」への登録) echo '<h1>Hello! My Server!</h1>' > /var/www/html/index.html # とりあえずトップページにHTMLファイルを置いてみる echo '<?php phpinfo(); ?>' > /var/www/html/phpinfo.php # PHP が動くか確認したいので PHP ファイルも置いてみる chown -hR UserName /var/www/ # UserName のところには、ふだんログインするユーザーネームを書いてください # /var/www/ 以下のディレクトリ・ファイルの所有者がrootからユーザーに変わるので、なにかと便利になります
これで、自分のサーバーにファイルを置くことができました。
(自分のサーバー……と言っても、現状ではこのLinux上でのみ認識できるものですが。
PHPの練習としては、この状態で充分でしょう)
では、アクセスしてみましょう。
アカウントを作る時に指定したドメイン名
localhost.localdomain
があるかと思いますが、(忘れた方は、Fedora22 KDEであれば、「アプリケーションランチャー」(Windowsで言うスタートボタン)をクリックして開かれるメニューで
しばらく待っていると、左下のユーザーの名前のとこに、<ユーザー名>@localhost.localdomain が表示されると思います。ので、そのアットマーク以降の部分ですね)
そのドメインをWebブラウザに入力する(http://localhost.localdomain)と、
http://localhost.localdomain にはさっきのHTMLファイルが、
http://localhost.localdomain/phpinfo.php にはこんな画面が表示されるのが確認できると思います。
このアドレスでなくとも、IPアドレスでもアクセスできまして、
コンソール上で
ip a
と打つと
1: lo:mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00 inet 127.0.0.1/8 scope host lo valid_lft forever preferred_lft forever
などなどと表示されると思うのですが、
この、inet って書いてある後ろからスラッシュの前までの数字(この場合 127.0.0.1 )をブラウザに打ち込んでアクセスできます。
と、ここまで行ったけれど、次は Virtual Box の外側のホストOSから、
このサーバーにアクセスできればなぁ……。うーん……。
でも、わざわざする必要もないか・・・。