Google Apps Script を1社目に勤めていた頃から書いた経験あるのに
ブログに「Google Apps Script」カテゴリーが今までなかったことに驚いたハトネコエです。
久しぶりに Google Apps Script を書こうとしたんですが、
Google Apps Script でスプレッドシートを扱う際は
getValue()
メソッドや getValues()
メソッドがコスト高くタイムアウトの原因になるので、
getValues()
メソッドで出来るだけまとめて値を取得してきます。
そこで気になってくるのが、二次元配列の縦と横を逆にするメソッド。
つまり、
[ [a, b, c], [d, e, f], ]
を
[ [a, d], [b, e], [c, f], ]
に変換してくれるメソッドですね。
自分で書いてもいいのですが、必ずと言っていいほど Google Apps Script では必要になる処理なので、ライブラリを入れたほうが楽です。
そこで便利なのが ArrayLib (2D Arrays Library) です。
二次元配列の処理に便利なメソッドがまとまってくれています。
そこで、いつも通りプロジェクトキー MOHgh9lncF2UxY-NXF58v3eVJ5jnXUK_T
を入れて……と思ったら、通らないではありませんか。
どうやら旧エディタとは参照するキーが変わったようです。
もう自分で書くしかないか〜、と思っていたら
このサイトを見つけ → https://sites.google.com/site/nnillixxsource/Vialard/ArrayLib 、
そして ArrayLib が https://script.google.com/home/projects/1r9wNWbta3ebuYL4ENAdIp4UYKmyNiWf1AqsXYzfXduRHhTZEeTxS9MhZ/edit で公開されていることを知りました。
こうなると簡単です。
公開されているスクリプトをそのまま使うという選択肢もありますし、 URL の一部である
1r9wNWbta3ebuYL4ENAdIp4UYKmyNiWf1AqsXYzfXduRHhTZEeTxS9MhZ
をスクリプトIDとして指定すれば、ライブラリとして使用できます。
こうして、ArrayLib を新エディタでも使うことが出来たのでした。
Google Apps Script を書くのがはかどります。
めでたしめでたし